ずっといつまでも

著者: マリア・フォンテーン

12月 20, 2014

December 20, 2014

「魂の救いは一瞬の奇跡だが、聖徒は一生をかけて造られる。」—アラン・レッドパス [1]

クリスマスに、飼い葉桶や、天使や、イエスが地上に来られたあの夜のことを考えるのは素晴らしいものです。クリスマス・シーズンの数週間にかけて、私たちはそういったことをよく思い、また一年を通しても、時折それらのことをじっくりと考えたりします。

けれども、そういったことは大きな全体像のほんの一部に過ぎないものなのです。イエスは天使から声援を受けるためだけに、ひょいと地上に降りてこられたのではありません。単に、人生を生きるためだけに来られたのでもありません。それどころか、この地上に生まれて、その生涯を生き、私たちの罪のために死に、死からよみがえるためだけに来られたのでもないのです。これらすべてはとてつもなく重要な事柄ですが、無限に続く永遠の中では、単なる出発点に過ぎません。イエスが地上でほんの短い年月を生きられて以来、イエスと聖霊は、イエスにもっと近づこうとするすべての人と共におられます。イエスは私たちの心の叫びに答えるために、来る日も来る日も、一人また一人と、その人生に働きかけていらっしゃるのです。

私たちがしくじり、つまずいたり、道からそれて厄介ごとにはまってしまった時でも、神の忍耐は決してすり切れることがありません。神はいつも、私たちの嘆願に答える準備ができておられ、優しく、そして確実に、私たちを行くべき道まで連れ戻して下さいます。神と聖霊は、あなたや私の人生の詳細に至るまですべてに関心を寄せ、永遠に私たちに尽くして下さいます。

イエスはずっといつまでも、そうしていて下さるのです。あなたはどうですか?

私たちクリスチャンは、クリスマスという時や、お祝いの行事や、交わりや、心温まる思いに夢中になりがちですが、いったんそれが終わってしまい、色とりどりのライトが消え、クリスマスキャロルが鳴り止んだ時に、主への愛を表し続けるために私たちにできることとは、何なのでしょう?

イエスにあげられる最高の贈り物の一つは、他の人たちに救いという主からの贈り物を分かち合い、もがき苦しみ、途方に暮れている人たちに、主の真理と主の愛を伝えることです。他の人たちに主を与え続けるよう心を動機づけてくれるものとは、何でしょう? 自分の持っているものを他の人たちにも伝えるための動機は、イエスが私たちの人生にもたらして下さった多くの祝福を見ること、そして、まだイエスを見いだしていない人たちの人生の空しさを忘れないでいることから来ます。

私たちは、天国の喜びと驚異を待ち望むことができるし、苦しい時には聖霊の慰めを経験することができます。でも、とても大勢の人たちが、目的を見いだそうとし、この人生には生きる価値があるのだということを知ろうとして、終わりのない試みに立ち向かっているのです。

私たちには、主の無条件の愛と、すべての生命の源とのつながりがあります。それとは対照的に、とても多くの人の心の中には混乱と、痛みでうずく空しさとがあり、この世のすべてをもってしても、その空しさを埋めることはできません。

私たちには、罪の中にいる私たちを見て、ご自身を犠牲にし、ご自身との新しい始まりを与えて下さる方からの、ゆるしと憐れみがあります。とても大勢の人たちが、重荷から解放される方法も知らずに、自分の犯した間違いゆえに罪悪感と非難の重荷の下で苦しんでいるのです。

他の人たちが神の美しい愛を見いだすのを助けるために私たちにできることが、莫大な必要に比べてちっぽけに思えたとしても、もしそこに主がいらっしゃるなら、その結果は、私たちの想像をはるかに超えるものとなります。結局のところ、そうやってすべてが始まったのです。

そんなにも小さな始まりから生まれた結果の大きさもまた、クリスマスの素晴らしさの一部分です。小さな国の、小さな町で、小さな飼い葉桶の中にいる小さな赤ん坊から始まったものが、計り知れない時の流れの中で、数えきれない人々への、莫大で、終わりのない贈り物となったのです。

それが、神の愛の素晴らしさです。

私たちの思いは、そのすべてを把握し、取り入れることができません。それでも、それは私たちのものなのです。神はいつまでも、限りなく、私たちに尽くして下さいます。イエスについて告げた相手がイエスに心を開く時、私たちがその人に約束できるのは、宇宙であり、また、私たちや彼らへの愛の計り知れなさに境界線を設けなかった方の腕の中で、永遠に過ごせるということなのです。あなたや私のために神ご自身が地上に来られたという素晴らしさと比べれば、あの夜、天使たちで満たされた大空の光景でさえもが、突如としてちっぽけに思われるほどです。


[1]  アラン・レッドパスの言葉をさらに知りたい方は、ここ(英語)をご覧下さい。

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