素晴らしい贈り物

著者: マリア・フォンテーン

12月 21, 2019

[An Excellent Gift]

December 21, 2019

宇宙の王を讃えるために、私たちは何ができるでしょう。私たちの人生の王に何と言えばいいのでしょう。すべてを与えてくださった方に贈るのにふさわしい贈り物は何でしょう。私たちは長年、最善を尽くして主に人生を委ねることが主を喜ばせるという御言葉を聞いてきました。その時、私たちの心は、主を賛美し、主に感謝を捧げて誉れを帰し、主をあがめてほめたたえるよう奮い立たせられます。私たちは主をあがめ、崇拝し、礼拝し、賛美したいと思うようになるのです。私たちは主を喜び、主の御名をほめたたえたいと願います。

主が私たちのためにしてくださったことに対して、声に出して、あるいは声に出さず心の中で捧げる感謝の気持ちは、主にとって美しいものです。それは、主が私たちをご自分のものとしてくださったことや、主が私たちのために命を与えられたことで、主が捧げられた全ての犠牲への感謝です。私たちが主を愛するのは、主が最初に私たちを愛してくださったからです。

ある作家が言いました。「礼拝とは愛する方の前でひざまずいた状態の愛であり、宣教とは愛する方に仕えるために立っている状態の愛です。」

この引用文集では、賛美と礼拝の「ひざまずいた状態の愛」の部分を強調したいと思います。賛美という主題をこうしてまた取り上げることは、私の喜びです。賛美は極めて重要であるだけでなく、美しく、名誉なことでもあるからです。こうすることで、驚くべき憐れみと恵みを示される主を絶えず賛美するべきであることを再認識するので、私たち全員の益となります。

* * *

以下の引用文には、賛美とは何か、また何をしてくれるのかについて、興味深く生き生きと表現されているものがあります。一日を通して賛美をするときに、さっと思い出せるよう、いくつかを抜粋してみました。

賛美とは

私たちのハレルヤ・ソング。
ひざまずいた状態の愛。
美しい香水をふるよう。
生涯にわたる招待状。
主の民を一つにするもの。
主への感謝の捧げ物。
ポジティブなエネルギーを生み出すもの。
労苦した頭にかぶさる栄光の光輪。
イエスに従う者の冠。

賛美とは

朝の洗顔。
心配事を減らす方法。
魂の喜びであり楽しみ。
あなたを豊かにしてくれる捧げ物。
平和の触媒。
焦点を合わせるためのツール。
正しいものに重点を置くようにしてくれるもの。
私たちを大いに変えてくれるもの。
あらゆる状況での支え。

* * *

1. 「太陽が輝いているときに神と交わることを習慣にしていれば、雨の中でも歌うのがもっと簡単になるでしょう。」—ビル・パネル

2. 「毎朝、賛美の浴室で顔を洗いましょう。」—チャールズ・スポルジョン

3. 「賛美のルートを選ぶと、人生の困難は驚くほどスリルと興奮に満ちたものにさえなりえます。それは、とてつもなくポジティブな結果を期待しつつ、思い切ってリスクを冒すようなものです。」—マリア・フォンテーン

4. 「神は賛美の犠牲を命じられたのであり、代価がかからなければそれは犠牲ではありません。」—テリー・ロウ

5. 「神には二つの住まいがあります。一つは天にあり、もう一つは柔和で感謝に満ちた心の中に。」—アイザック・ウォルトン

6. 「私たちは復活祭の民であり、ハレルヤが私たちの歌なのです。」—教皇ヨハネ・パウロ2世

7.「礼拝とは愛する方の前でひざまずいた状態の愛であり、宣教とは愛する方に仕えるために立っている状態の愛です。」—N・T・ライト

8. 「クリスチャンは頭から足先までアレルヤであるべきです。」—アウグスティヌス

9. 「あなたの賛美はわたしに深い満足を与える。しかし、賛美はそれ以上のものだ。なぜ、わたしが民の賛美を住まいとすると思うのか。賛美するとき、あなたはわたしのエネルギーを伝達している。わたしの霊を他の人に伝えている。賛美することで、このポジティブなエネルギーがあなたの一部となる。それがあなたを変えて驚くべき結果をもたらすのだ。」—イエスからの言葉

10. 「あなたが地上で人間の体に包まれている間は、決して完璧な状況にはならない。だから、時には恐れたり心配したりしそうになることもあるだろう。しかし、それらを克服するための方法とは、わたしに目を留め続けることだ。光に焦点を合わせるというのは、失望や恐れ、困難な状況といった泥沼から目を逸らして、わたしのポジティブな視点という、キラキラ光る水しぶきを上げる泉に目を向けることだ。泥を見てしかめっ面をするのではなく、来て、わたしの壮大な泉に感嘆しなさい。あなたはわたしが全てを支配していることを思い出しつつ、わたしに目を留める。周囲の状況にもかかわらず、あなたはわたしを賛美することによって、わたしの前ではしゃぎ、楽しくはね回るのだ。」—イエスからの言葉

11. 「賛美すればするほど、心配は減ります。感謝の心は不満や不平の敵なのです。」—ハリー・アイアンサイド

12. 「あなたの空虚さから主を賛美するとき、主は完全な姿で現れます。なぜなら、そのときこそ、あなたには真に主が来られるための余地があるからです。」—テリー・ロウ

13. 「賛美は不平不満を終わらせ、満足感を育みます。私たちの口が神への賛美で満たされていたなら、不平を言う余地はなくなるでしょう。賛美は、労苦と思考の頭上に栄光の光輪を投げかけるでしょう。その陽光の下で、人生の最もありふれた仕事も姿を変えるのです。…喜びに満ちた感謝、愛のこもった崇敬、驚くべき愛の実践によって、天の賛美の本質的な要素を学びなさい。」—チャールズ・スポルジョン

14. 「真の霊的礼拝とは、全能の神があなたのところに来て、あなたと共に座っておられるようなものです。なぜなら、神はあなたの賛美の只中に座しておられるからです。」—ジョセフ・L・ガーリントン

15. 「両手を挙げて賛美し礼拝するとき、私たちはイエスの頭上で霊的な香油の壺を割ります。私たちの賛美の香りは全地に広がり、神の心に触れるのです。」―デニス・イグナティウス

16. 「神よ、あなたを知ることは命です。あなたに仕えることは自由です。あなたを賛美することは魂の喜びであり、楽しみです。」—アウグスティヌス

17. 「感謝の心は、信者特有の、もっとも重要な特徴の一つです。感謝の心は、プライドや利己的さ、心配とは全く対照的です。そして、感謝の心は、最も困難な時にも、主への信頼や、主の供給に対する信頼を強めてくれるのです。海がどんなに荒れても、信者の心は主への絶え間ない賛美と感謝によって浮かび上がるのです。」—ジョン・マッカーサー

18. 「わたしは命の霊であり、感謝の心と気持ちは、わたしの中に深く入るための手段である。それはすべての恐れを追い払い、自責の念に歯止めをかけ、心配の峡谷を飛び越えて、わたしが住まう平和で穏やかな野原に着地させる。それは、あなたがわたしの霊の息吹の力で、順調に航海できるようにしてくれる。」—イエスからの言葉

19. 「私たちはすべての運に感謝すべきです。それが良い運であれば、良いものであるがゆえに、悪い運であれば、それが私たちに、忍耐と謙虚さや、この世を重視しないこと、そして永遠の国への希望をもたらすがゆえに。」—C・S・ルイス

20. 「板挟みになって困難な状況に陥ったとき、障害を吹き飛ばしたり、乗り越えたりするための最も効果的な武器の一つは、賛美だ。あなたの霊の最も奥深くから流れ出る賛美であり、わたしを信頼し、あなたはわたしの手のうちにあるので万事うまくいくとことを信仰によって知っている賛美だ。」—イエスからの言葉

21. 「感謝しなさい。神は、私たちのために、また神の栄光のために、そう命じられました。感謝しなさいという神の命令は、暴君の脅迫的な要求ではありません。むしろ、生涯にわたる招待状であり、一日のどんな時でも神に近づくための機会なのです。」—ナンシー・リー・デモス

22. 「感謝は神の目に尊い捧げ物であり、最も貧しい者でも捧げることができ、捧げたことで貧しくなるどころか、豊かになることができるものなのです。」—エイデン・ウィルソン・トウザー

23. 「不安や心配に打ちひしがれるよりも、感謝の祈りを選ぶとき、私たちは神への揺るぎない信頼を表しているのです。」—プリシラ・シャイラー

24. 「感謝の精神は、主に心の波長を合わせているクリスチャンの、最も特徴的な印の一つです。試練とあらゆる迫害のさなかで神に感謝しなさい。」—ビリー・グラハム

25. 「賛美をしないと、痛みや恐れ、家族の心配事に圧倒されてしまうだろう。賛美は焦点を合わせるためのツールだ。賛美はあなたの注意を神の力に引きつけ、焦点を合わせてくれる。賛美は、『もしも』や『しかし』や、『もしそうなったら』や、『痛み』や『気を逸らすもの』などの問題をすべて回避する。」—イエスからの言葉

26. 「人生で極めて重要なこととは、物事を当たり前と捉えるか、それを感謝するかということです。」—G・K・チェスタトン

27. 「神は、ご自身の民に、歌や音楽で神を讃えるよう求めておられます。そして、神ご自身が敵の背中を鼓として打ち鳴らすことを約束されます。」—テリー・ロウ

28. 「そうです、『すべてのこと』に感謝しましょう。『私たちの失望(disappointments)は、[より良いことをもたらすための]主の計らい(appointments)である』とよく言われているではありませんか。」—アーサー・W・ピンク

29. 「感謝の心とは意志によって決めるものであり、意志が決めるものであるならば、その選択は私たち自身にかかっています。感謝すると決めるのは簡単なことではありません。努力が必要なのです。」—チャールズ・スウィンドル

30. 「賛美はクリスチャンの美です。鳥にとっての翼のように、木にとっての果実のように、棘にとっての薔薇のように、それが神の子にとっての賛美なのです。」—チャールズ・スポルジョン

31. 「ある状況下で神の力強い平安を解き放つための秘訣があるとすれば、それは真の感謝の心を育むことです。」—リサ・テルカースト

32. 「今の時代、結婚や人間関係、ビジネス、また人生全般において、成功を収めるための情報は数多く手に入れることができる。これらはしばしばポジティブさのパワーに焦点を当てているが、人生において克服のための貴重な鍵を入手したいなら、賛美を試してみなさい。

「ポジティブになると決めると、ポジティブなエネルギーが生まれるが、わたしに感謝し、わたしを賛美したりすることに比べれば、ポジティブさでは十分と言えない。わたしに賛美を向けるとき、あなたはすべてのエネルギーの究極の源であるわたしの臨在に心を開いているのだ。」—イエスからの言葉

33. 「悲しみは賛美の調べを損なうことはできません。私たちにとって悲しみとは、『主はわれらのために大いなる事をなされたので、 われらは喜んだ』という人生の歌の低音部なのです。」—チャールズ・スポルジョン

34. 「気分が乗らない時でも歌おうではありませんか。そうすることで、私たちは重い足に翼を与え、疲れを力に変えることができるのですから。」—J・H・ジョエット

35. 「神はご自分を讃えるよう命じたことで、私たちに神を楽しむように招いているのです。」—C・S・ルイス

36. 「あなたの霊は車であり、その車に何を乗せるかによって、進む方角と目的地が決まる。助手席に感謝の気持ちを乗せ、賛美を動力とするなら、あなたはやがてわたしが住まう天の高みに到達するだろう。それが正しい方角であり、正しい目的地であって、そこに到達するのに十二分な動力があるのだ。

「だから、成功への道を進みなさい。適切な乗客を乗せなさい。賛美の鍵を回して、パワーアップしなさい。勝者になりなさい。感謝とポジティブな姿勢を車に乗せて、賛美でパワーアップすれば、何者もあなたの道を阻むことはできない。」—イエスからの言葉

37. 「私たちの嘆願と感謝は同等であるべきです。大胆な祈りをしながら弱々しい賛美をするべきではありません。」—チャールズ・スポルジョン

38. 「神をほめたたえると、多くのことが起こります…

39. 「神の力は安くはありません。家に届く電力と同じように、それには代価がかかります。ただ、それは金銭的なものではありません。その代価とは、その力を理解するために、神の御言葉で自分自身を満たすための時間を費やすことです。その力を利用できるよう祈ることです。その力を最大限に発揮できるよう、従順に生きることです。神の力を私たちの人生に流し込む回路を開くために、神を賛美し、崇拝することです。」—ストーミー・オマーティアン

40. 「もっと賛美しているなら、私たちは大いに祝福されるでしょう。いと高き方への賛美の歌ほど、私たちを人生の試練から引き上げ、重荷や日中の暑さに耐えさせてくれるものなどあるでしょうか。楽団が士気を奮い立たせる曲を演奏しているときには、兵士は疲れも知らずに行進し、船乗りは、綱を引いたり錨を上げたりするときに、陽気な叫び声をあげて辛い仕事の助けとします。賛美歌にはどのような力があるのか試してみなさい。神への賛美ほど、人生という馬車の車輪に油を差してくれるものはないでしょう。」—チャールズ・スポルジョン

41. 「あなたの生き方をあなたの舌に反する証拠としてはいけません。声を上げて歌いなさい。…行動によっても歌いなさい。」—アウグスティヌス

42. 「わたしを賛美することは、あなたの自信を増し、自己価値の感覚を高めることができる。なぜなら、わたしを賛美するとき、あなたはわたしをたたえるだけでなく、わたしがあなたを創造したこと、つまり、わたしの手のわざをたたえることになるからだ。賛美を通してあなたは活気づけられる。イライラしたり、人とうまくいかないと感じたり、落ち込んだり、不安になったり、心配になったり、ストレスになったりすることがあれば、賛美に目を向けなさい。」—イエスからの言葉

43. 「感謝してこそ、人生は豊かになります。」—ディートリッヒ・ボンヘッファー

44. 「神が支配しておられるので、私はすべてについて感謝することができます。その状況ゆえではなく、それを指示し、支配しておられる方ゆえに。」—ケイ・アーサー

45. 「私を取り巻く全ての自然は、神を賛美しているではありませんか。もし私が黙っていたなら、私は宇宙から除外されていることになります。雷は、神の軍隊の行進に合わせて太鼓のようにとどろき、神を賛美しているのではないですか。山は、頂上の木々が賛美に揺れるとき、神を賛美しているのではないですか。稲妻は火の文字で主の名を書くのではないですか。地球全体が声をあげているではないですか。それなのに、私は黙ってなどいられるでしょうか。」—チャールズ・スポルジョン

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