イースターの栄光(パート2)

4月 16, 2022

著者:マリア・フォンテーン

[The Glory of Easter!—Part 2]

April 12, 2022

イエスの死と復活についての名言

【画像:もうここにはおられない。かねて言われたとおりに、よみがえられたのである。マタイ28:6】

イエスの死と復活について、またいくつか美しい言葉を紹介したいと思います。それは、私たちクリスチャンの人生や目的、また存在そのものの中心にあるものです。

以下の名言が、私たちが誰に属しているのかをしっかりと思い起こさせてくれるように、また、真理を求めている人が、大変なことがあった時にイエスに目を向けて、何でも心から望んでいるものを見つけられるよう、その助けとなるように祈っています。

  • 創世記はヨセフの死で幕を下ろします。申命記はモーセの死で幕を下ろします。ヨシュア記はヨシュアの死で幕を下ろします。福音書はイエスの復活で幕を下ろします。そして、それがすべてを変えるのです。—トニー・メリダ
  • さあ、十字架の勝利を見てください。キリストの傷はあなたの癒やし、主の苦しみはあなたの平安、主の闘いはあなたの勝利、主のうめきはあなたの歌、主の痛みはあなたの安らぎ、主の恥辱はあなたの栄光、主の死はあなたの命、主の受難はあなたの救いです。—マシュー・ヘンリー
  • 「私たちはキリストをどう考えるべきなのだろうか。」 私たちがキリストをどう考えたらいいのかは、問題ではありません。問題はもっぱら、キリストが私たちをどんなものにされようとしているのかということです。あなたは、この[復活の]話を受け入れるか拒絶するか、そのどちらかなのです。—C・S・ルイス
  • 私たちの神は、破壊の神ではなく回復の神です。再生と贖いと新生と復活の神なのです。神は物ごとを新たにし、回復するのがお好きです。「わたしはすべてのものを新たにする」と告げられました。(黙示録21:5) 病院の待合室も、涙の跡が残る離婚届も、もはやなくなります。孤独も、差し押さえ通知も、虐待も、なくなります。がんも、なくなります。神はすべての原子、感情、昆虫、動物、銀河を捕らえ、すべての病める体と悩める心を再生されるのです。「わたしはすべてのものを新たにする。」(黙示録21:5)—マックス・ルケード

マリア:この世界もマスコミも、絶え間なく私たちに死を浴びせてきます。戦争と病気と貧困といった破壊的な力があふれているのです。しかし、イエスは死に打ち勝たれました。死を征服してよみがえられたのであり、私たちは苦しむ世界にその希望を伝える必要があります。主は生きておられるので、私たちも、彼らも、生きることができるのです。

  • 私たちの知る限り、神が素晴らしい数々のものを創造されるのに、何の代価もかかっていません。しかし、反抗的な魂を改心させるには、十字架にかかるという代価がかかりました。—C・S・ルイス
  • 2千年前の中東で、永遠に世界を変える出来事が起こり、その出来事によって、歴史は分かたれました。日付を記すたびに、私たちはイエス・キリストの復活を注視点としているのです。—リック・ウォレン

マリア:私はこの言葉が好きです。一日や一週間の内に、年号を含めて日付を記すことは誰にでもあるでしょう。そのたびに、それによって復活を思い出しているなら、よりしっかりと希望を注視するという習慣を身につけることになるので、それは確かに身につける価値のある習慣と言えます。

  • 墓よ、お前は主を長らくとどめてはおけない
    死は強い、しかし生はより強い
    闇よりも強きもの、それは光
    悪よりも強きもの、それは義
    勝利に満ちた信仰と希望は告げる
    キリストはイースターの日によみがえられると
    フィリップス・ブルックス

マリア:イエスが復活によっていかに死に打ち勝たれたかを想うと、この世にある負のものや困難や悪にさらされる現在において、非常に勇気づけられます。誰もが、日々の生活で生じる問題には対処しなくてはいけないので、イエスがあらゆる局面において共にいてくださると知り、それを思い出す必要があります。イエスは打ち勝たれました。私たちは人生の戦いのただ中にいても、イエスにあって安らいでいることができます。

  • 私たちには、主に従って、結局失敗するだけの余裕があります。信仰には失敗する勇気があるのです。復活と審判は、全世界の前で、誰が勝者で誰が敗者かを明らかにするので、その時まで待っていましょう。—エイデン・ウィルソン・トウザー
  • 教会が誕生したのは、何らかの政治的綱領を広めたり、道徳的刷新のキャンペーンをしたりするためではなく、第一に、神が歴史に介入してキリストを死からよみがえらされたこと、また、キリストの名によって罪の赦しを得ることができるということを証言するためです。—ジョン・レノックス
  • 自分の死と復活を予言して、見事そのとおりにやってのけられる者がいるなら、私は何であれその言葉に身を任せます。—アンディ・スタンリー
  • 「彼は悩みを与えられるが、そのいつくしみが豊かなので、またあわれみをたれられる。彼は心から人の子を苦しめ悩ますことをされないからである。」(哀歌3:32–33) そうなることを神は定められるのでしょうか。容認されるのでしょうか。計画されるのでしょうか。許されるのでしょうか。どんな動詞よりも大切なのは名詞であり、つまり「神」です。そして、神は愛なのです。—ジョニー・エレクソン・タダ
  • 復活によって、神の御国の建設が完成します。…それは、神の御国が天においてと同じく、地においても建てられたのだということを明らかにする決定的な出来事なのです。イースターのメッセージとは、神の新世界がイエス・キリストの内にその姿を表し、あなたもその世界の一員となるように招待されているということです。—N・T・ライト

マリア:考えても見てください。私たちは、神が復活によって地上に建てられた神の御国の一員だということであり、それは、いつも目の前に置いておくべき重要なビジョンです。世界各地に散らされて、神のために最善を尽くし、何とか生きていこうと努めるだけの存在ではなく、神の御国の一員なのです。そして、神の使節でもあります。それは、いと高き召しです。

  • 復活を信じることは、キリスト教信仰の付属物ではありません。それこそがキリスト教信仰なのです。—ジョージ・ケアリー
  • イエスの復活は、その民全員にとって、死の様相を一変させます。死はもはや牢獄ではなく、神の御前に通じる道です。イースターが告げているのは、真理を墓に埋めることはできても、そこにとどめてはおけないということ。真理を十字架に釘付けし、布でかたくくるみ、墓に閉じ込めることはできても、真理は必ずよみがえります。—クラレンス・W・ホール
  • イエスは生きておられます。そして、イエスが生きておられるので、私たちも生きるのです。死は征服されています。主が勝利されました。ハレルヤ。私たちが今生きている命は、始まりに過ぎません。傷ついた世界にいる人たちに、この重要な知らせを伝え続けましょう。主は死を征服されたのであり、それは、すべて信じるものに命が与えられるという約束なのです。—ジョニー・エレクソン・タダ

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イエス:あなたの内にある、わたしの復活の命は、あなたがこれまで感じたり用いたりしてきたもの以上に現実的なエネルギーだ。あなたの内には、わたしを死人の中からよみがえらせた父の御霊が宿っており、父がわたしを死人の中からよみがえらせたように、その御霊によって、あなたの地上の体をも生かすことができる。それは、わたしがあなたに与えた数多くの素晴らしい真理と約束の一つであり、わたしにあってあなたの内に宿っているこの復活の力によって、あなたも復活できるよう同じ力が与えられている。それを自分のものとしなさい。

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マリア:すべての神の子たちに幸せなイースターがありますように。今回の2つの記事が、皆さんの心を奮い立たせ、神の御国と、イエスから個人的に送られた御国への招待とに、目を据えておく助けとなりますように。それは、お祝いするための何と素晴らしい理由でしょうか。