本記事では、第1コリント9章の後半部分を取り上げます。
著者:ピーター・アムステルダム
パウロはこの章を、自分は自由な者ではないか、使徒ではないか、という反語表現をもって始めています。パウロの反語的な問いかけは、パウロに反対していたコリント人たちが、彼の使徒としての権威に異議を唱えていた可能性を示唆しています。
著者:ピーター・アムステルダム
パウロがコリントの信徒たちに送った書簡のこの章から、彼らの間で論争が起こっていたことがわかります。論点となっているのは、クリスチャンが偶像に供えられた肉を食べることの是非でした。
著者:ピーター・アムステルダム