もっとイエスのように:平安・平和についての言葉

5月 7, 2024

著者:ピーター・アムステルダム

[More Like Jesus: Reflections on Peace]

September 15, 2020

使徒パウロは、ガラテヤ書に聖霊の実のリストを記していますが、その中に平和があります。ここでの平和とは、クリスチャンの内に宿る、心と精神と霊の平和(平安)のことであると理解されています。そのような平和は、私たちの内に落ち着きや静けさをもたらします。以下の引用句は、他者との関係における平和の実、そして神との平和についてのものです。

 

平安

「空っぽの墓ゆえに、私たちには平安がある。主の復活ゆえに、この世で起こるすべてのことを主が支配しておられると知っているので、どんなに困難な時でも平安を持つことができる。」—ポール・チャペル

「神を人生の中心に置く時、説明のしようがない喜びと平静と平安を見出す。」—ブリタニー・アン

「祈りとは愛の声であって、心に平安と理解、そしてどう分かち合うべきかについての知恵をもたらす。」—キャサリン・フランツ

「平安と喜びは、キリストの御国の2つの主要な実である。」—リチャード・シッベス

「ひたむきな人たちは幸いである。彼らは多くの平安にあずかるからである。… もしあなたが、急かされたり強いられたりすることを拒むなら、また、魂を神に留めておくなら、命であり平安である精神の明晰さからあなたを引き離せるものは何もない。その静けさの中で、あなたは神の御心が何であるかを知るだろう。」—エミー・カーマイケル

「高みに立つなら、あなたは苛立ちや葛藤を乗り越え、平安の中を生きることを選択できる。」—リック・ウォレン

「もしあなたの人生に神がおられないなら、もし一瞬ごとに神とつながっていないなら、どこに行って平安を得ようというのか。イエス・キリストは、あなたに信じられないような申し出をして、こう言っておられる。『すべて重荷を負うて苦労している者は、わたしのもとにきなさい。あなたがたを休ませてあげよう。』」(マタイ11:28)—リック・ウォレン

「あなたは神と和らいで、平安を得るがよい。そうすれば幸福があなたに来るでしょう。どうか、彼の口から教を受け、その言葉をあなたの心におさめるように。」—ヨブ22:21–22

「実際のところ、あなたが神に近づいているかどうかは、次の点でわかる。より親切で、より優しく、より多くの喜びがあり、より平安に満ち、より忍耐強くなっているかどうかによってだ。」—マット・ブラウン

「神は、幸福と平安をご自身から切り離して私たちに与えることはできない。なぜなら、神なしに平安はないからだ。そんなものは存在しない。」—C・S・ルイス

「あなたが自分の口で平和を宣言する時、心の中ではさらに豊かに平和を持つようにしなさい。」—アッシジのフランチェスコ

「決して慌てることなく、何事も静かに、落ち着いた心で行いなさい。たとえあなたの世界全体がひっくり返ったように思えても、どんなことにも心の平安を失ってはならない。」—フランシスコ・サレジオ

「私たちが苦い思いを外に出す時、神は平安を注ぎ入れてくださる。」—F・B・マイアー

「平安を経験することについて言えば、平安は土壇場になって詰め込めるようなものではない。神の言葉を生活の中心に据えて、平安の土台を築いていく必要がある。」—ブライアン・ハーディン

「私たちの生活が平安と信仰と喜びに満ちていれば、人々は、私たちには何があるのかを知りたくなることだろう。」—デビッド・ジェレミア

「平安を伴わない幸福は一時的なものであり、幸福を伴う平安は永遠のものである。」—ジョン・H・オーギー

「この世界で正義と平和が実現するのには、まだ待たなければならないかもしれないが、個人的なレベルでは、自分の罪に対する神の赦しにあずかり、すぐにでも神との平和を実現することができる。」—ブライアン・ジョンストン

「平安のない心は、正常に機能できない。だからこそ、使徒[パウロ]は、『何事も思い煩ってはならない』と教えているのだ。(ピリピ4:6) どんな不安な思いも、それが湧き上がってきたらすぐに、神に打ち明けなさい。神の平安に、あなたの心と思いとを守ってもらうのだ。(4:7)」—ウォッチマン・ニー

「神は、ご自身の民の祈りに応えて、神の平安を与えることができる。」—アンドリュー・マーレー

「もし、神や他の人との間に好意と平和を得たいなら、自らを非常に低く見なさい。自らを赦すよりも多く、他者を赦しなさい。」—ロバート・レイトン

「利己主義は、魂が平安から離れるための門であり、神の御心に完全に委ねることは、平安に戻るための門である。」—ギュイヨン夫人

「祈りは、人間の弱さを神の力で包み込み、人間の愚かさを天の知恵に変え、問題を抱えた人間に神の平安を与える。祈りにどれほどのことがなせるのか、私たちにはわからないものだ。」—チャールズ・スポルジョン

「真の平安を、地上にではなく天に求めよ。人でも他のいかなる被造物でもなく、ただ神のみに求めよ。」—トマス・ア・ケンピス

「心配するのではなく、信頼して神の平安の内にとどまることによって、サタンが私たちにしようとしていることを打ち破ることができる。主が混沌からこの世界を創造されたのなら、私たちが抱えるどんな問題にも簡単に対処できるということだ。」—リック・ジョイナー

「祈りは、御父だけが与えることのできる平安と安心を私たちに与えてくれる。」—ドクター・メアリー・リー

「地上にいる間に神の国にアクセスすることが、私たちの第一の目標であるべきだ。このアクセスこそが、私たちに平安を与えるものである。このアクセスこそが、壊れた世界で戦い続ける力を与え、私たちが皆目指しているあのゴール、あのフィニッシュラインに向かって突き進み続ける力を与えるものなのだ。」—マーク・S・テイラー

「お金で幸せや心の平安を買うことなどできない。」—キャサリン・プルシファー

「もしあなたが、神が聖書で教えておられることを信じ、実際にその方法で物事を行えるようになれば、素晴らしい平安と自由を得ることになる。」—ジョーン・ボニー

「何事も思い煩ってはならない。ただ、事ごとに、感謝をもって祈と願いとをささげ、あなたがたの求めるところを神に申し上げるがよい。そうすれば、人知ではとうてい測り知ることのできない神の平安が、あなたがたの心と思いとを、キリスト・イエスにあって守るであろう。」—ピリピ4:6–7

「すべての出来事には良い理由があり、主が常にすべてを支配しておられると信じるなら、どんな状況にあっても、平安を感じることができる。」—リンジー・K・リーチ

「主よ、私をあなたの平和の道具としてください。憎しみのあるところに愛を蒔かせてください。」—アッシジのフランチェスコの言葉とされる

「多くの人が平和を作ろうとしているが、それはすでに成し遂げられている。神は、私たちがそうするよう任せてはおられない。私たちがすべきなのは、ただ、その中に入っていくことだけである。」—D・L・ムーディ

「キリストは、私たち、そして最終的には全世界が、キリストの平和にあずかることを望んでおられる。その平和のために、私たちは心配や不安と戦い、神の道に忠実であり続け、キリストがご自身の愛するすべての人に対して奇跡的に与えてくださる平和を求めなければならない。」—マイケル・カプト

「古い仲間や古い欲望や罪があなたに押し寄せ、今にも沈みそうに感じる時、沈みゆく罪びとよ、何があなたを救ってくれるだろうか。それは、ただこれだけ、私には天に大祭司がいて、苦難の時に支えてくださるということだ。ただこのことだけ、天に大祭司がおられるということだけが、あなたに平安を与えることができる。あなたが死にかかっていて、友が何の助けにもならず、罪が寝床の回りを亡霊のように立ち上がる時、何があなたに平安を与えてくれるだろうか。それは、この事実、私には天に大祭司がおられるということだ。」—ロバート・マーレイ・マクチェーン

「完全な平和が訪れるのは、キリストが再臨される時だけである。しかし、その日が来るまでは、心の中でキリストの平和を知ることができるし、人生を主に捧げて、この世におけるキリストの平和の使者となることができる。」—ビリー・グラハム

 

神との平和

「神の平和とは、何よりもまず神との平和である。神が私たちに敵対しておらず、味方でいてくださる状態のことだ。それ以外の観点から神の平和を説明しようとしても、ただ間違った方向に導くだけである。」—J・I・パッカー

「神と平和な関係にない人が、どんな平和を持てるというのか。」—マシュー・ヘンリー

「キリストだけが、永続的な平和をもたらすことができる。神との平和、人と人との平和、国と国との平和、私たちの心の中にある平和を。」—ビリー・グラハム

「私たちが他者と平和な関係にないのは、自分自身との平和がないからであり、自分自身との平和がないのは、神と平和な関係にないからだ。」—トマス・マートン

「私たちが罪の赦しと神との平和を得られるのはただ恵みによってのみだと確信すること、それは何より難しいことである。」—マルティン・ルター

「神の顔を仰ぎ見ることができ、魂と神とを隔てるものは何もないと、信仰によって知れる時に、魂が知ることのできる最も完全な平安を経験できる。赦しがどんなものであろうと、それは何よりもまず、神との完全な交わりに入ることである。」—チャールズ・H・ブレント

「キリストが死なれた時、霊を御父に、身体をアリマタヤのヨセフに、衣を兵士たちに、母親をヨハネにゆだねるという意向を残された。しかし、すべてを捨てて従ってきた弟子たちには、銀でも金でもなく、それよりはるかに優れたもの、すなわちキリストの平和を残されたのだ。」—マシュー・ヘンリー

「神との平和を保つことは、他の誰かと歩調を合わせることよりも重要である。」—アンディ・スタンリー

「聖書は、3種類の平和について述べている。神との平和、神の平和、そして、お互いとの平和である。」—リック・ウォレン

「クリスチャンの平和の基盤は永遠のものであり、時が移っても、いかなる変化が起こっても、壊されることのないものである。それは、肉体が死んでも残る。山が移り、丘が動いても、天が巻物のように巻かれても、残る。主の慰めの泉は、水量を減らすことなどなく、その流れは決して枯れることがない。主の慰めと喜びは、魂の中にある生きた泉であり、永遠の命に至る水が湧き上がる泉なのだ。」—ジョナサン・エドワーズ

「多くの祈りと入念な研究、そして聖霊への信頼を経て、私はキリストの執り成しについて、この結論に達した。すなわち、イエスは、私のために神との平和を勝ち取るべく、十字架の上で死なれたということ。そして今は、私のために、また私の内に、その平和を保つために天におられるということだ。」—デイビッド・ウィルカーソン

「平和は、私たちと神との関係に暗い影がない時に訪れる。平和は赦しの結果である。神の顔をぼやけさせ、それによって神との結びつきを妨げるものを、神が取り除いてくださった結果なのだ。」—チャールズ・H・ブレント

「神がなければ、平和はない。神を知り、平和を知りなさい。」—クロフト・M・ペンツ


注:

聖書の言葉は、特に明記されていない場合、日本聖書協会の口語訳聖書から引用されています。